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妊活中は冷えに注意

冷えは、妊活の大敵という事をご存じでしょうか。
女性には、冷え性の方がたくさんいます。
冷えというのは、血流が悪くなるという事を意味します。
では、なぜ妊活に冷えはよくないのでしょうか。

冷え性というのは、血管の収縮により、血行不良になり、体の末端である手足の血流が悪い状態により、冷えることを意味します。
また、最近増えている平熱が35度台の低体温も、冷えの原因です。
体温が1度下がると、免疫力が30%下がり、基礎代謝が12%下がると言われています。
免疫力が下がるという事は、病気になりやすい事を意味します。
また、基礎代謝が下がると、消費カロリーが下がり、太りやすくなると言えます。

体が冷えると、妊活にも、多大な影響を及ぼします。
冷えイコール血流が悪いという事を念頭に置いて考えましょう。
血流が悪いと、排卵前の卵子の発育、排卵時、卵子の老化にも悪影響を及ぼし、正常な排卵活動が行われない原因にもなります。
また、子宮周辺の血流が悪いと、受精後の着床や、胎児の発育にも影響します。
男性にとっても、冷えが血流を悪くし、精子の劣化にもつながります。

妊娠時にも冷えは大敵です。
妊娠時に冷えると、つわりがひどくなったり、おなかが張りやすくなったり、便秘などの原因の一因にもなります。
胎児にも影響を与え、おなかの中で、温かい所を探して逆子になるなどの可能性があります。
おなかの中で胎児がしゃっくりしたりするのも、母体の冷えが原因の一つにもなっています。

産後にも、冷えが原因で、母乳の出が悪くなることも考えられます。
妊活中から体の冷えない生活をして、妊娠中、産後を通して、冷えない習慣を身につける事が重要です。

妊活中も、妊娠時や、産後にとっても、冷えは大敵です。
冷えとは、血行不良の事なので、血行促進するような軽い運動をする事でも防げます。
妊活中の男性にとっても冷えは得にはなりません。
パートナーと一緒に、食生活を整え、血行改善に努め、軽い運動などでリフレッシュすることで、冷えを予防しましょう。